「なぜ人はクチコミを参考にするの?」その心理を営業に取り入れると!?

2022.04.28

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

クチコミを参考にする心理を営業と組み合わせると…

 

 

今日は
「人が一番好きで正しいと思うもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは「クチコミ」をどれだけ参考にしていますか?

②あなたが正しくて安心して受け入れられる意思決定

③あなたの営業は自己ハーディングを使えていますか?

 

 

■あなたは「クチコミ」をどれだけ参考にしていますか?

 

 

あなたは何か決める時
「クチコミ」
は参考にしますか?

 

 

スマホやPCの周辺機器を買うとき

ちょと高機能の家電を買うとき

友人との久しぶりの食事の場所を選ぶとき

 

 

恐らくほとんどのECサイトには
「クチコミ」
がついていると思います。

 

 

「クチコミの数が多い」

「高い評価が多い」

「マイナス評価は自分に関係ない」

 

 

多くの人が上記の情報をもって
「良い商品に違いない」
と確信をして購入やお店選びをしています。

 

 

■あなたが正しくて安心して受け入れられる意思決定

 

 

クチコミを参考にするというのは
「群衆と同じ行動を取る」
ということと同義でもあります。

 

 

すなわち
「他人の行動を基準に物事の良し悪しを判断している」
ということです。

 

 

他人が高く評価しているから
「価値が高いものに違いない」
と判断をしているということです。

 

 

もしかしたらあなたは
「そんなことない!自分の判断で決めている!」
と少しイラっとされたかもしれません。

 

 

ただ行動科学では
「ハーディング効果」
と呼ばれる正常な意思決定なので気にしないでください。

 

 

そしてもう1つが
「自己ハーディング」
と呼ばれるものです。

 

 

 

自己ハーディングは
「文字通り自分の判断に従う」
というものです。

 

 

例えばあなたがこれまで
「コーヒーはコンビニかドトールで買っていた」
とします。

 

すると少しオシャレなカフェで
「サイフォンで入れてくれる1,000円のコーヒー」
は高いと感じるでしょう。

 

 

あなた意思決定の行列は
「コーヒーは100円~200円」
となっているからです。

 

 

記念日に高級レストランにってお水を頼んで
「800円/杯」
のオーダーが取られていたときも同じように高く感じるでしょう。

 

 

やはりコーヒーは100円~200円が安心します。

そしてレストランの水は無料でもらえると安心します。

 

 

人はこれまで自分が行ってきた意思決定は
「正しくて安心して受け入れられる」
という強い傾向を持っています。

 

 

つまり過去に決定してきたことから外れるものは
「安心できない事」
としてなかなか受け入れられないということです。

 

 

2つのハーディング効果を用いて
「自分の安心する範囲で、他の人の評価が高いもの」
をあなたは無意識に選択する傾向が強いと言えるでしょう。

 

 

ではその選択で
「本当に正しく価値を評価できている」
と言い切れるでしょうか?

 

 

一度ぜいたくをしてしまった人が
「なかなか生活水準を落とせない」
というのも同じ罠にはまっているからかもしれません。

 

 

人が一番好きで正しいと思うのは
「昨日と同じで人が良いというもの」
ということです。

 

 

■あなたの営業は自己ハーディングを使えていますか?

 

 

もちろん個人の意思決定だけではありません。

 

 

あなたの営業をしている
「お客様」
も同様です。

 

 

お客様も必ず
「自己ハーディング」
によってあなたの提案を判断しています。

 

 

営業の基本セオリーでもある
「お客様によって提案内容を変えなければならない」
という根拠になるでしょう。

 

 

さてあなたは
「お客様の昨日の判断」
を聞き出すことはしていますか?

 

 

お客様にとって
「初めてのソリューションの提案」
でも一緒です。

 

 

人の脳は
「必ず自分の知っていることに置き換える」
ことで認識をするようになっています。

 

 

逆に置き替えられなければ
「不要な情報」
と判断し脳自身が負担を嫌い拒絶をします。

 

 

まずはお客様の
「自分の中の行列(自己ハーディング)」
にあなたの提案を並ばせることです。

 

 

そして
「お客様が信頼する情報」
を提示することでリスク志向を回避します。

 

 

実際に行う方法は
「商品、サービス、営業の個性」
によって異なります。

 

 

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今日は「人が一番好きで正しいと思うもの」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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