「初詣」と「書初め」2つのなぜ?ビジネスにもつながる

2018.01.03

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

今日は「お正月の行事」に触れてみたいと思います。

先日の記事で今年(2017年)の漢字来年(2018年)の漢字というテーマに触れてみました。

2018年の「自分自身の漢字」を考えてみた方はいらっしゃるでしょうか?

私は考えてみました。(こちらは記事の最後ご紹介させていただきます。)

さて「お正月の漢字」というと「書初め」があります。

書初めは「1月2日に行う」というのが習わしですね。

ではなぜ元日ではなく、1月2日なのでしょうか?

元旦にはじめて汲んだ水を神棚にお供えをして、次の日にその水で墨をすり書くということから1月2日に行うという習わしがあります。

元々は「字の上達」が目的だったそうですね。

そして「宮中行事」だったそうです。

江戸時代以降に庶民にも広まった習慣ということです。

もう一つお正月行事に触れてみます。

「初詣」です。

皆さんは初詣はもう行かれましたか?

この初詣も「今と昔は違う」ということはご存知でしょうか?

元々は氏神様をまつる神社に参拝する恵方の方角にある社寺に参拝するというのが習わしです。

ではなぜ今のように「好きな神社やお寺に参拝する」という習慣になったのでしょうか?

いろいろ説はありますが「鉄道会社」によるものという説があるそうです。

鉄道各社が「沿線の神社にお詣りに行こう!」とPRしたからとのことです

確かに毎年中吊りで「神社の広告」「特別ダイヤの広告」が出ていますね。

企業の思惑が「習慣として定着した」というのは数多くあります。

恵方巻は海苔屋さんバレンタインはお菓子屋さんのマーケティングによって定着したものです。

今日は「お正月行事」に触れてみました

書初め初詣は年明けのアイスブレイクネタにも最適です。

ぜひ情報を整理してあいさつ回りに活かしてみてください。

今日の記事のポイントです。

ビジネスにつながるポイントはアイスブレイクだけではありません。

当たり前にやっていることでも「なぜ?」と疑問に思うことで、深く情報を掘り下げることができます。

書初めは「字の上達が目的」だった。

初詣は「鉄道会社がからんでいた」というような情報にたどり着くことができます。

ビジネスでも同様です。

お客様から言われた情報に「なぜ?」とWhy思考を持って触れることが大切です。

上司や部下からの情報ももちろん一緒です。なぜその指示なのか?なぜその報告なのか?

とまず思うことで、情報の深堀ができるでしょう。

最後に私の今年の漢字をご紹介させていただきます。

私の2018年の漢字は「機」といたしました。

今年の12月に「たくさんの機会に恵まれた年だった」と思い返していることを想像して筆をとりました。

私にとって「機会の創出」が今年のテーマになります。

改めて本年もよろしくお願い申し上げます。

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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