【問題】姉妹がケーキの取り合いで喧嘩をしている…成長機会としながら防ぐ方法は?

2022.07.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

ケンカは貴重な成長機会、奪わずに防ぐ方法はあるのか?

 

 

今日は
「喧嘩をさせない行動科学」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ママが出来る最適なけんかの仲裁方法とは?

②問題 二人の姉妹のケンカを成長機会としながら防いでください

③子供たちのも喧嘩を防ぐ方法は仕事でも役に立つ!

 

 

■ママが出来る最適なけんかの仲裁方法とは?

 

 

子供に兄弟や姉妹がいると些細なことで喧嘩をします。

 

 

「子供だからしかたが無い」
と思いますが、喧嘩をしなくて良いことまで喧嘩をします。

 

 

ただ子供にとっては
「兄弟げんかを通じて成長をする」
と言い換えることも出来ます。

 

 

自己主張や自己表現などを学ぶ機会です。

 

 

しかし、親がすぐに仲裁に入ってしまい
「喧嘩をさせない」
という家庭も増えてきています。

 

 

最適な喧嘩への仲裁方法は無いのでしょうか?

喧嘩をさせずに成長させる方法を見ていきましょう。

 

 

■問題 二人の姉妹のケンカを成長機会としながら防いでください

 

 

1つケーススタディを出します。

練習問題として気軽に解いてみてください。

 

 

【問題】

 

2人の姉妹がいます。

お母さんがケーキをおやつに焼いて出しました。

 

 

お母さんが2等分に切り分けるのですが
「私の方が小さい」
といって必ず喧嘩をします。

 

 

どうしたら喧嘩を防げるでしょうか?

おやつを出さないという短絡的な方法取らないでください(笑)

 

 

子供の成長を促しつつ
「喧嘩を防ぐ」
という方法を考えてみてください。

 

 

一番良い方法は
「ルールを変える」
ということです。

 

 

お母さんが切ったケーキを選ぶ
「同時ゲーム」
であるために喧嘩が生まれています。

 

 

そのゲームを
「交互ゲーム」
に変えることで喧嘩の原因を取り除くことが出来ます。

 

 

ケーキを切る係

ケーキを選ぶ係

 

それぞれ役割を分けることで、喧嘩が無くなる可能性が期待できます。

 

 

さらに
「自分で選択をする」
事を促すので、成長にもつながります。

 

 

単純にケーキを切る技術も上がりますし
「達成感」
をおやつの時間に同時に得ることが出来るでしょう。

 

 

もしかしたら
「どちらが切る係になるか?」
ということで別のケンカになるかもしれません。

 

 

そうしたら、交代制を用いればよいでしょう。

 

 

いずれにせよ自分で決める
「自己決定感の欲求」
を満たしてあげることで、自己肯定感も養われます。

 

 

ちょっとだけ視点を変えることで
「おやつも喧嘩も成長機会に変えることが出来る」
ということです。

 

 

■子供たちのも喧嘩を防ぐ方法は仕事でも役に立つ!

 

 

先ほど触れた喧嘩の例は
「仕事」
でも一緒です。

 

 

モノゴトに関わらせる

自分で決めさせる

自己主張をする

 

 

上記は商談でもコーチングでも求められるものです。

 

 

商談では
「仕様の決定などお客様に関わらせる」
ことで所有効果が生まれます。

 

 

そしてお客様が決めているので
「自己決定感の欲求」
も満たされ、お客様自身が提案商材の価値を上げてくれます。

 

 

商談でも
「営業が提案してお客様が決める」
というのが基本ルールです。

 

 

行動科学の観点から見て
「少しだけルールを変える」
事をすれば、成約率が劇的に変わります。

 

 

トップセールスはこの辺りを上手く行っています。

 

 

ただし、無意識にやっているので後輩や部下には伝授できません。

言語化できていない技術というわけです。

 

 

言語化され体系化した技術として手にすれば
「営業成績」
というのは比較的簡単に上げることが出来ます。

 

 

「子供のケンカを防ぐ」
というほど簡単ではありませんが…

 

 

ただ人の行動メカニズムを先回りするという点では一緒なので
「誰でも身につけることが出来る」
ということです。

 

 

営業だけに触れましたが、マネジメントでも、子育てでも一緒です。

出来るところから始めてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

方法は行動創造理論に記してあります。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「喧嘩をさせない行動科学」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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