右に目線を送っている人は何を考えている?「目線の知識」でビジネスがうまく行く!

2021.01.05

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

営業の事前準備の絶対条件「目線の知識」

 

 

今日は
「目線の秘密」
について触れてみます。

 

 

<index>

①「目は口程に物を言う」は科学の裏付けがある

②右に目線を送っているときは「何を考えているのか?」

③目線1つで「嫌われる営業」になってしまう恐れが…

 

 

■「目は口程に物を言う」は科学の裏付けがある

 

 

あなたは普段から
「目線」
について意識をしたころはありますか?

 

 

コミュニケーションを取るときには
「目を合わせて」
会話しますね。

 

 

ビジネスでは目を見すぎると挑戦的と取られるので
「鼻のあたりをみるべき」
と、ビジネスマナーでも目線について言及したものもあります。

 

 

昔から
「目は口程に物を言う」
と言われます。

 

 

本当に目線からいろいろなことがわかります。

 

 

目線1つで
「与える印象が大きく異なる」
というのは想像がつきます。

 

 

「全く目を合わさないで話す人」
の話をあなたは信用することができますか?

 

 

 

心理学では研究が進んでおり
「アイ・ディレクション」
と呼ばれるものになります。

 

 

 

■右に目線を送っているときは「何を考えているのか?」

 

 

「アイ・ディレクション」
の研究の一部をご紹介いたします。

 

 

目線の方向で
「相手が何を考えているか?」
がわかります。

 

 

例えば相手が
「右側」
に目線を送っているときは何を考えているでしょうか?

 

 

 

右側に目線を送っているときは
「今までに経験したことがないこと」
を想像しています。

 

 

例えば
「予定している旅行のこと」
を想像するとこの視線になります。

 

 

仕事では
「提案を導入した後のこと」
を考えていることになるでしょうか?

 

 

相手が
「左側」
に目線を送っている場合は何を考えているでしょうか?

 

 

左側に目線を送っているときは
「今までに経験した事柄」
を反芻しています。

 

 

過去の事象やデータを
「記憶から引っ張ってきているとき」
には左側の視線になります。

 

 

「相手の目線を見れば何を考えているか?」
は実は簡単にわかります。

 

 

私が良く使うのは
「相手がどの感覚を重視しているか?」
ということです。

 

 

視覚

聴覚

触覚

 

人によって
「重視する感覚」
に違いがあります。

 

 

相手にとって重要な情報は
「重視する感覚に合わせる」
ことが効果的です。

 

 

セールストレーニングで教えている技術です。

 

 

■目線1つで「嫌われる営業」になってしまう恐れが…

 

 

よく聞く言葉で
「アイ・コンタクト」
があります。

 

 

これは
「コミュニケーションの場での目線の心理」
を表しています。

 

 

見下すような視線をする人は
「相手を支配したがっている」
という心理が働いています。

 

 

上目づかいであれば
「相手を敬っている」
という心理が働いています。

 

 

営業の場面では
「上目づかい」
を意識しているほうが相手に与える印象は良くなります。

 

 

嫌われる営業は
「無意識のうちに顎が上がっている」
場合もあります。

 

 

第一印象で嫌われてしまっては、どんなにいい提案でも採用されることはありません。

 

 

人は考えていることが、身体の反応に出るので
「目線」
からは本当によく心理がわかります。

 

 

マジックの世界

メンタリズムの世界

 

 

上記のテクニックでは
「目線のコントロール」
を必ず行っています。

 

 

また目線により
「印象を変えてしまう」
ものでもあります。

 

 

目線は
「コミュニケーション」
において、非常に大きな要素となります。

 

 

ちょっと意識するだけで、コミュニケーションは、良くもなるし、悪くもなります。

 

 

特にオンラインでは気を付けてください。

 

 

カメラの位置が悪いだけで
「印象が変わってしまう」
という可能性があります。

 

 

営業の準備として
「目線の意識」
は今まで以上に重要になってきます。

 

 

オンラインだと
「相手の届く情報に限りがある」
という特性があります。

 

 

少ない情報にもかかわらず
「マイナス要因」
があると強調されてしまいます。

 

 

環境を整えることは
「営業の事前準備」
の絶対条件の1つです。

 

 

なんとなくではなく
「科学に基づいた準備」
であれば、継続して成果が残せるようになるでしょう。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

 

営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「目線の心理」について触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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