言うことがコロコロ変わる上司は悪!?「タイミングと伝え方」でメンバーは変わる

2022.09.26

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

朝令暮改は善か悪か?あなたはどう思いますか?

 

 

今日は
「リーダーの朝令暮改の善悪」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①言うことが変わる上司に振り回されるのはなぜ?

②意見が変わる前には必ず1つの条件を満たしている

③朝令暮改でやってはいけない事「タイミングと届け方」

 

 

■言うことが変わる上司に振り回されるのはなぜ?

 

 

「言うことがコロコロ変わる上司」
という存在はあなたの周りにいるかもしれません。

 

 

言い返したい気持ちはあるものの、今後の関係を考えるとぐっとこらえなければない…

振り回されてストレスを抱えている人もいることでしょう。

 

 

議事録を残すこと

上司と対話をすること

確認を取ること

 

 

振り回されない仕事術として、上記があげられることもあります。

 

 

しかしなぜ
「朝令暮改」
とよばれるように、言っていることが変わるのでしょうか?

 

 

良し悪しについてみていきましょう。

 

 

■意見が変わる前には必ず1つの条件を満たしている

 

 

「いうことがコロコロ変わる」

「一貫性がない」

「現場は振り回される」

 

 

朝令暮改は上記のように否定的な意味で取られることも多い言葉です。

 

 

しかし今の市場では
「固定的に考えず、柔軟に対応できる」
と言っても良いでしょう。

 

 

言うことが変わるには、条件があります。

 

 

「朝」に決める

「昼」に新たな情報を得る

「夜」に指示を変える

 

 

指示が変わるというのは
「必ず新たな情報を手にしている」
という条件が必要になります。

 

 

脳のメカニズムから考えれば
「素晴らしい対応」
と言えるかもしれません。

 

 

通常、人の意思決定は
「確証バイアス」
によってゆがめられます。

 

 

自分の立てたストーリーに縛られ
「都合の良い情報しか入ってこない」
というのが確証バイアスです。

 

 

ただの頑固者ではなく
「脳が無意識にそうさせている」
のがバイアスです。

 

 

そもそも必要な情報が入ってこないということです。

 

 

それでも意見を変えられるというのは
「優秀なリーダー」
と言っても良いでしょう。

 

 

そして柔軟さを持ったリーダーだからこそ
「メンバーにも柔軟性を求める」
という判断が出来るということです。

 

 

自分のストーリーを否定することで
「新たな情報の重要性」
を知ることが出来るリーダーは優秀です。

 

 

組織は大切にするべき人材といって良いでしょう。

 

 

■朝令暮改でやってはいけない事「タイミングと届け方」

 

 

しかし
「柔軟性」
もタイミングが異なると悪になります。

 

 

よく言われるのが
「目的は変えず、手段を変える」
というのが良い変更と言われます。

 

 

目的や目標が変わってしまうと
「ただのブレ」
でしかありません。

 

 

しかし最適解を見つけるため
「方法を変える」
というのは正しい変更を言えます。

 

 

そしてタイミングも重要です。

 

 

意思決定の段階では
「一定以上の役職者」
に対して行われるべきです。

 

 

まだ意思決定の段階で
「対話を通じて様々な視点を導こうとしている段階」
では現場まで情報を落とすことはありません。

 

 

現場に落とすときは
「明確なメッセージ」
として渡すべきです。

 

 

その手前で出してしまうと
「意見がコロコロ変わる」
と受け止められるでしょう。

 

 

組織からモチベーションを奪うこととなります。

 

 

そもそも現場のメンバーも
「自分の考えと時間を費やす」
ことで、日々の仕事を行っています。

 

 

それを簡単に否定されたら
「モチベーションを失う」
ということは容易に想像できます。

 

 

メンバーの
「自己決定感の欲求」
を満たす形で変更のメッセージを届けられると良いでしょう。

 

 

行動を促す
「ナッジ」
という形となり、組織の推進力を高めることが出来ます。

 

 

 

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今日は「「リーダーの朝令暮改の善悪」」というテーマに触れてみました。

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