ビジネスにおける2つのイメージトレーニング

2017.03.30

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「イメージトレーニング」

をテーマにしていきたいと思います。

 

 

「イメージトレーニング」

というとスポーツを思い浮かべることが多いと思います。

 

 

野球でいうと素振り

ボクシング言うとシャドー

 

 

体を動かさなくても

サッカーやバスケのシュートのイメージ

試合中のイメージ

 

これらを想像して準備することができます。

 

 

このイメージトレーニングというのは

集中力向上

技術の定着化

感情コントロール

などなど、数多くの効果があることが実証されています。

 

 

ビジネスにおいて

「イメージトレーニング」

は行っていますか?

 

 

これには2つのパターンがあります。

 

 

1つは

「自身の想定シナリオ」

です。

 

 

事前の仮説を基に

「意図する結果=面談のゴール」

を目指していくシナリオです。

 

 

ただこれは

「思い込み」

であることが多く見受けられます。

 

 

仮説が科学的なアプローチではなく

「自己都合」

な仮説となっていることは、セミナーでもよくあることです。

 

想定が外れたときに、そのコミュニケーションはうまくいかなくなります。

 

 

 

「仮説を科学化する」

というのは簡単にできるものではありません

 

情報収集力

マーケティング

企業や組織の文化

などもかかわってきます。

 

 

 

そこで即効性のあるのが2つ目の

「イメージトレーニング」

です。

 

 

これは

「自分のシナリオが違った時」

をイメージするというものです。

 

 

「こうだろう」という思い込みを

「否定する準備」

です。

 

 

「そんなものは必要ない」

「うちでは間に合っている」

「よそからも聞いている話だ」

という否定の状況を想定してみるのです。

 

 

ここで、

「相手の言葉に反応するのではなく」

 

なぜ、そのように考えるのだろうかと

「疑問に思う」

準備をしておきます。

 

 

そしてそのときに

「何ができるだろう」

と想定をしておくのです。

 

 

私もセミナープログラムでは

「ロールプレイ」

の手法を取り入れて、総合的に確認をしています。

 

 

1人のメンバーの訪問ケースに対して

参加者全員で反証し検証を重ねて、

シミュレーション(ロールプレイ)を行っていきます。

 

 

これにより

シナリオ通りに行くこと

予期せぬ反応への対応

質問とその回答

 

これらを実践的に「体感」ができます。

 

 

実際にその体験が、その後の訪問でも活きてきます。

 

 

 

「ロープレをやった案件で受注が取れました」

 

 

とご報告ををいただくことも良くあり、講師として非常嬉しい瞬間ですね。

 

 

 

 

ではもう一度スポーツに戻って、イメージをしてみましょう。

 

サッカーでいえば

 

「相手を抜いてゴールを決める」

そんなポジティブなイメージ。

 

一方で

「相手が強くボールを持てない、奪われる」

そんなときどうするかのイメージ。

 

これらを想定することで、実際の試合では

「状況に応じたプレー」

ができるようになっていく。

 

ということですね。

 

 

事前準備の仕上げに

「イメージトレーニング」

を行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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