全世代の方へ 企業内キャリアはあるスポーツに例えられる

2017.04.02

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日も引き続き

「キャリア」

について触れてみましょう。

 

 

昨日は

35歳~45歳

にフォーカスをしました。

 

 

今日は

全世代(社会人)

向けに記事を書いてみたいと思います。

 

 

 

企業内、組織内におけるキャリアの流れは2軸で考えられるといわれています。

 

「行動の発達」

「加齢」

この2軸です。

 

 

そしてその2軸から

 

7つのステップ

にキャリアを分別することができます。

 

 

入社当時から見ていきましょう

 

1 職業選択(入社前)

              ↓

2 仕事を覚える

              ↓

3 仕事ができる

              ↓

4 人を使う

              ↓

5 組織を使う

  後継者を育てる

              ↓

6 会社を動かす

  風土を作る

              ↓

7 社会を動かす

 

このようなステップに分けることができます。

 

 

 

では問題です。

「ステップを経ていくことで、大きくなるものは何でしょうか?」

 

 

 

「経験の蓄積と影響範囲」

です。

 

 

 

では次の問題です。

「ステップを経て行くことで、小さくなるものは何でしょうか?」

 

 

 

「一つのことにかけられる時間」

です。

 

これにより役割が大きく変化していきます。

 

 

 

キャリアについて

「マラソン」

に例える話はよくあります。

 

長丁場という観点では共通かもしれません。

 

 

ただこれだと少し違和感があるという意見もあります。

 

ステップにおいて

「役割が大きく変わる」

このことから

 

「トライアスロン」

に例える意見があります。

 

私もそのほうがしっくりくると思いました。

 

 

入社当初は

「すぐに現場に飛んでいく」

 

 

2~3年すれば

「新人の面倒を見るようになる」

 

 

そして管理職になり

「上司の意向を部下に伝える」

 

 

さらに上位の管理職になると

「組織のことを第一に考える」

 

このように変化していきます。

 

 

スイム

バイク

ラン

と種目が変わるのと似ていると思いませんか?

 

 

日本企業では長期雇用の習慣が残っているので、このステップはどの企業でも当てはまるのではないでしょうか?

 

 

そのトライアスロンの中で

 

自分はどの種目にいるのか

その種目でどんな記録を出すべきなのか

この先どこを目指すべきなのか

 

 

という風にキャリアを意識すると

「日ごろの行動に一本の筋が通ってくる」

こととなります。

 

 

また、周りのメンバーに対しても

「種目と記録という見方に変わってくる」

ことでしょう。

 

 

今日は

「キャリア2」

のお話でした。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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