常にしている 無言コミュニケーション

2016.12.26

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

「目は口ほどにものを言う」

ということわざをご存知でしょうか?

 

何もしゃべらなくとも目つきから相手の感情がわかるもの

だということを表した「ことわざ」です。

 

私たちは日々、目で一瞬のコミュニケーションを取っています。

 

そう、こんな時もコミュニケーションを取っています。

 

たとえば通勤時の駅でまったく見知らぬ者同士が、すれ違いざまに一瞬目が合った時です。

 

そんな時

「素敵な人だな」

「いいスーツ来ているな」

「何見てるんだよ?」

 

など、言葉は発していませんが、無言のコミュニケーションを取っていますよね。

 

 

 

一対一のやり取りでも、裏側にはいろいろな想いが間違いなく存在しています。

 

 

■お店での無言のコミュニケーション

 

店員さんの

「ありがとうございました」

 

に対して笑顔を見せたとき

「良いサービスを受けられました」

 

 

と無言でメッセージを送っているのではないでしょうか?

 

 

 

■プレゼンテーションでの無言のコミュニケーション

 

プレゼンテーションが終わって確かな手ごたえを得たとき

 

顧客からの

「ありがとうございました」という言葉には

 

「素晴らしいプレゼンでした。しっかりと準備をしてきてくれてありがとう」

ということが含まれているでしょう。

 

 

そして提案者の

「ご検討をお願いします」

という言葉と笑顔は

 

 

「いつから始めましょうか?」

と言っているのではないでしょうか。

 

 

私たちは言葉を発していなくても、常に何かを発信しています。

また言葉を発したとしても、それが「本当の結論」ではない事も多いということです。

 

 

ただ関係性が高まれば、その言葉の真意を捉えられるようになります。

それだけコミュニケーションは便利ということです。

 

 

長く付き添った夫婦など、単語と目だけで会話をできるといいます。

 

「あれはこれだよな?」

「それはあれね」

という類の会話を、両親の会話で聞いた記憶があります(笑)

 

 

ママと赤ちゃんも言葉でコミュニケーションは取っていないですね。

言葉を発せずに大人を思いのまま動かす赤ちゃんは、最高のプレゼンテーターといわれています(笑)

 

 

 

五感と直感

これらを駆使して、相手からのメッセージを受け止めることが重要だと思います。

 

 

そしてそれを高め、確実なものにするには

 

「事前情報を数多く持つ」

事が非常に重要ですね。

 

 

情報がなければ、相手のメッセージに気づくことはできません。

ヒトは知らないことには、反応することはできません。

知らない言語で話されているのと同じということです。

 

 

今日も無言のコミュニケーションがあふれる街に出かけたいと思います。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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