弱みを強みにする ~書籍出版とマーケティングに知る~

2016.12.02

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

今日は出版の編集者とお話しをテーマにしたいと思います。

そこで触れた「弱み」と「強み」です。

 

 

その前に、先日のマーケティングセミナーについて触れさせてください。

 

先日のセミナーでは

「SWOT分析」

をテーマにしてきました。

 

 

SWOT分析とは

強み(Strengths)

弱み (Weaknesses)

機会 (Opportunities)

脅威 (Threats) 

 

の4つの頭文字を取ったもので、経営戦略策定方法の1つです。

 

このSWOT分析は状況を説明したものなので、これだけでは行動が創り出されません。

 

行動を創り出すには

「クロスSWOT」

という踏み込んだ分析が必要になります。

 

強みを生かして、機会をつかむには

弱みを克服して、機会をつかむには?

強みを生かして、脅威を克服するには?

脅威と弱みからくる最悪のシナリオを避けるには?

 

行動の優先順位と緊急性を分析するものです。

 

SWOT分析

クロスSWOT分析

こちらのやり方は、また別の機会で詳しくお話ししたいと思います。

 

 

私がこのようなセミナーを行った直後だった事が、この気づきにつながったのだと思います。

編集者さんとのお話において、「弱み」と「強み」のアンテナが立っていたのかもしれません。

 

 

 

 

さて、編集者さんとのお話に入りたいと思います。

 

自費出版や商業出版の話

プロモーションの話

電子書籍の話

など、業界の話を伺ってきました。

 

 

ビジネス本においては、何かしらのノウハウや知識をアウトプットすることが必須です。

言い換えれば著者の持つ「強み」ですね。

 

ただ

「書籍=読み物」

なので、事実が羅列しているだけでは読み手がつかないということです。

読み手の共感を創り出せないということです。

 

 

「著者がなぜそのことに気づいたのか」

「それは自身の課題や挫折があったから」

「挫折を克服した結果、その強みを手にした」

書籍には、こういう視点が必要だということでした。

 

 

先ほどのクロスSWOTでいえば

「弱みを克服して、機会をつかむには?」

ということと一緒ですね。

 

 

 

ちなみに、企業の課題解決も同じことが言えます。

 

1 顧客が抱える課題(=弱み)がある

2 解決の提案

3 導入し解決

4 克服して強みとなる

 

見事に一致します。

 

 

 

ここでの気づきは

書籍の出版

マーケティングの観点

提案活動

 

場面が違えど、

「弱みを克服して機会をつかむ」

という活動は同じということです。

 

 

 

「弱みを克服して強みに変える」

この変化をしていかなければならないということです。

 

今の変化のスピードでは持っている「強み」も、

時が変化したら、強みでなくなってしまう

ということが多々あります。

 

この日は、改めて変化の重要性に触れた一日でした。

 

 

 

弱みを克服して、機会をつかむには

克服した強みで、機会をつかむには

 

自身の「強み」と「弱み」を棚卸して考えてみるのもいいのではないでしょうか?

来年に向けた、具体的な行動が見えてくるかもしれません。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

売上直結型「BtoB」営業研修
無料相談受付中!
売上直結型「BtoB」営業研修ランディングページバナー

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー