成果につながるマネジメント方法

2016.10.19

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

今日はマネージメントについてお話をします。

 

皆さんは組織やチームをマネージメントするときに何にフォーカスをしていますか?

おそらく多くのチームのマネージャーが「業績数字」にフォーカスしていると思います。

 

目標は数字であり、それを達成することが使命であるので、当然そうなると思います。

では、このカタチで進めていって、すんなりと目標達成ができるでしょうか?

 

別のものに視点を移してみる事もできるのではないでしょうか?

少し事例を交えて考えてみたいと思います。

 

 

ユニチャームの二神軍平氏の改革はご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

ニ神氏の改革は

「数字を詰める」⇒「行動を詰める」

というものです。

 

「全員に3割バッターになれ。」と言ってもなれるわけではない。

「毎日素振りを1000回しなさい」といえばスキルや能力に関係なくできるでしょう。

という発想です。

 

業績を改善するには、メンバーの行動を変えなければならないという哲学で、この改革は成功しました。

 

 

別の視点でも同じような事例があります。

箱根駅伝2連覇をした青山学院大学の原晋監督の指導です。

 

5,000メートルのタイムで15分がなかなか切れない選手がいる。

「15分の壁」というようです。

 

陸上の長距離選手は時計をしてペースを確認しながら走ります。

15分を切るにはこのくらいのペースで走らなければならない。

というのは時計を見て判断できます。

 

しかし、原晋監督は選手によっては、時計を外させて走らせるようです。

数字から一度開放させて、走らせるようです。

その結果、数字の縛りから開放されて、15分の壁を超えられるということです。

 

 

私も長期にわたる営業トレーニングでは、行動にフォーカスした目標を立ててもらいます。

この行動にフォーカスすることで、見事に成果が出ています。

事例の一つを挙げると、1ヶ月に3回しか訪問することがなかった営業マンが、億を超える案件を獲得できるようになりました。

 

もちろんこの結果を導いたのは、行動にフォーカスしただけではありません。

そのメンバーが意識と言葉と行動を全て変革したから導かれた結果です。

この変化についてはまた別の機会でお話したいと思います。

 

目標を達成するために「行動」にフォーカスしてみる。

まず自身の行動を見つめてみるのもいいのではないでしょうか?

 

目標達成に興味ある方は、先日の記事の

「目標達成の可能性を飛躍的に上げる」目標設定の基本ルール

と合わせて読んでみてください。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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