新しいアイデア発見法 「3つの視点と4つ目の視点」

2016.10.30

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

ビジネスの世界では新しいアイデアが常に求められています。

ただそのアイデアというものは、中々すぐに思いつくものではありません。

ではどうしたら、アイデアを見つけることができるでしょうか?

 

ちなみに「新しいアイデア」

というのは現在無いものを生み出すこととなるでしょうか?

では、現在無いものを生み出すための、発想法を考えてみましょう。

 

その発想法として

今あるものから大きく減らしたり、増やしたり、

今あるものから小さくしたり、大きくしたり、

今あるものを組み合わせたり、

いろいろとあります。

 

これは今あるものから変化させて、新しいものを作り出すという発想ですね。

アイデアというのは「変化」と定義付けできるのではないでしょうか?

 

毎日当たり前のように入ってくる情報の中で、「変化」を見つけることができれば、

「新しい変化」=「新しいアイデア」

のヒントとなります。

 

では変化をどう見つけるか。

その方法をお話します。

こんな視点でモノゴトを見る訓練を続けると変化を発見できます。

 

【変化の発見方法】

舞台は毎日のように使う「最寄りの駅」でいいです。

そこで3つの視点でモノゴトを見てください。

自分にクイズを出すような感覚でいいと思います。

 

■3つの視点

1)今もあるし、過去にもあったものは?

2)今はあるが、過去に無かったものは?

3)今は無いが、過去にはあったものは?

 

1) 「              」

2) 「              」

3) 「              」

それぞれ埋めてみてください。

 

過去から今に至る変化が見えてくるはずです。

つまり流れが見えてきます。

「過去⇒現在」の流れです。

 

もう一つ違和感を感じるものもあると思います。

この3つの視点の流れから少し外れているものです。

「エクストリーム・ユーザー」と言います。

これは変化の予兆であるともいえます。

しっかりと捕まえてみてください。

 

流れと違和感に対して大切なアプローチがあります。

それは必ず「なぜ?」と考えてください。

 

変化には必ず理由があります。

その変化の理由に気づけるようになると、新しい変化の理由が見え始めてきます。

 

言い換えれば、新しく変化しなければならないものですね。

そこまで気づけば、どうすれば変化を作り出すことができるか、という方法論(how)に思考がめぐります。

 

それはつまり新しいアイデアです。

「過去もなくて、今もないもの」⇒「そして新しく求められるもの」

これが4つ目の視点です。

 

毎日、当たり前のように見えているものでも、アンテナを変えて定点観測をすることで、ものすごく大きな情報源に変わります。

いつもの景色で、ちょっとだけアンテナの向きを変えてみるのはいかがでしょうか?

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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