素晴らしき機会

2017.01.20

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

「プレゼンテーション」

をテーマにしたセミナーを実施してまいりました。

 

 

普段、顧客向けに行っているプレゼンテーションを、

「他の受講生全員の前で行ってもらう」

というプログラムです。

 

そこで見つけた

「素晴らしき機会」

のお話です。

 

どんなプログラムかというと

 

まず、顧客の設定をします。

このプレゼンテーションを、どんな人が聞いてくれているのか。

聞いてる側は、その役になり切ってプレゼンテーションを聞きます。

 

そして実際に、スライドと資料を使いながら、プレゼンテーションを行ってもらいます。

 

 

当然、事前に

プレゼンテーションにおいて重要なこと

効率的なプレゼンテーションとは

プレゼンテーションのテクニック

などをレクチャーして臨んでいただきます。

 

 

しかし、いざ始まると、中々それは実践できずに苦戦する姿が見られます。

 

 

ただ、これでいいのです。

 

 

プレゼンテーションのトレーニングなので、この場ですぐにできる必要はありません。

 

むしろできないことを受け止め、

「現在位置を知る」

というほうがよっぽど大切です。

 

 

プレゼンテーションというのは、そんなに簡単なものではありません。

またすぐにできる内容であれば、わざわざセミナーを行う必要はありません(笑)

 

 

発表が終わった後が、

「大事な時間」

となります。

 

聞いていた仲間から、

改善点3点

活用したい点1点

のフィードバックをもらいます。

 

 

このやり取りが

「素晴らしい機会」

だと思いませんか?

 

 

 

普段、自身のパフォーマンスに対して、

「同じ立場の仲間からフィードバック」

をもらう機会はないと思います。

 

またお客さんからも

「ここを改善したほうが良い」

などと言ってもらえるわけもありません。

 

結果のみが、判断材料です。

細かい指摘などしてくれるはずもないですね。

 

 

プレゼンテーションではなく、料理人の世界でもそうではないでしょうか?

 

自分で作った料理を持ち寄って

「ここを改善すべきだ」

「ここはこうしたほうが良い」

などと議論する場は、あまりないと思われます。

 

どんな世界でも、同じ立場の仲間からフィードバックをもらえる機会などないのではないでしょうか?

 

セミナーの一コマですが、こんなにも素晴らしい機会に立ち会えて、

私も大きな「気づき」をいただいています。

 

もし誰かからフィードバックをもらえる機会があれば、それは「素晴らしき機会」だと受け止めたいですね。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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