視点切り替え法 6つの帽子

2016.10.31

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

昨日は新しいアイデア発見法について触れました。

「3つの視点と4つ目の視点」

 

今日は視点を切り替える具体的な手法をご紹介します。

会議などでも活用できる方法です。

 

「6つの帽子」

6つの視点からバランス良く考え、新たな思考を得るための手法です。

水平思考を説く、E.デ・ボーノが開発した手法です。

 

やり方は簡単です。

課題解決や意思決定に際して用います。

6種類の帽子をかぶりながら、その視点で議論をします。

 

その6種類は以下のとおりです

1)白 客観的に考える(事実・情報)

2)赤 直感的に考える(感情・直感)

3)青 肯定的に考える(メリット)

4)黒 否定的に考える(デメリット)

5)黄 創造的に考える(アイデア)

6)緑 管理的に考える(手順・プロセス)

 

そしてこの順番で考えていくことは、思考のセオリーでもあります。

 

 

少しこのリストを眺めてください。

 

 

どうでしょうか?何か見えてきましたか?

 

では偶数と奇数に分けてみてください。

 

2)赤 直感的に考える(感情・直感)

4)黒 否定的に考える(デメリット)

6)緑 管理的に考える(手順・プロセス)

 

1)白 客観的に考える(事実・情報)

3)青 肯定的に考える(メリット)

5)黄 創造的に考える(アイデア)

 

チームで議論をすると、上の偶数の視点で議論がなされがちではないでしょうか?

また、1つの視点に固執する参加者がいることで、議論が停滞することもよくあることです。

 

皆さんの参加する会議ではそんなことはありませんか?

 

 

私も会議のファシリテーターを勤めることがあります。

その際には意識的に「奇数の視点」を促しながら、議論を組み立ててもらいます。

 

今取り組んでいるテーマがあれば、6つの帽子の順番で何かのテーマを考えてみてください。

視点が変わり良いアイデアが生まれるはずです。

 

月曜日は会議を行う企業も多いのではないでしょうか?

会議に参加する際に、まずはご自身で6つの帽子をかぶってみてはいかがでしょうか?

会議の終わりが笑顔になるかもしれませんね。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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