雑談が苦手な人へ 雑談がうまくなる魔法

2016.10.29

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

今日は「雑談」についてお話いたします。

 

「面談や商談でいきなり本題に入らず、雑談から入りなさい」

このように教えられてきませんでしたか?

 

この商談前の雑談は非常に大切です。

 

心理的要因でも様々な効果があります。

 

特に後の商談に大きな効果を創りだす「3つの効果」です

 

1 イエスを言いやすくなる雰囲気作り

2 個人に触れることで関係性の向上

3 共感の創造

 

それ以外にも様々な効果が、商談前の雑談にはあります。

 

ただその効果的な雑談が、「苦手だな~」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

私もセミナーで雑談をテーマにした時に苦手な方に

「雑談がなぜ苦手なのでしょうか?」

と聞くことがあります。

 

そうすると

「何を話していいのかわからない」

という回答が多くあります。

 

そうですね。

ここが大きな誤解ですね。

雑談において、自分が話す必要は全くありません。

むしろ自分が話してはいけません。

 

相手に相手自身の話をしてもらうことが雑談の目的です。

 

このまま書き続けると記事のボリュームが非常に大きくなってしまいます。

「雑談」というテーマで1冊の本が書けるくらい、奥が深いものです。

 

なので、今日は1つだけ雑談のテクニックをお話します。

雑談が苦手な方、質問するのが苦手な方でも、相手に話してもらえる質問のフレーズです。

 

これを使えば、大抵の人は質問に答えてくれます。

 

それは

 

「○○さん。1つだけお聞きしてもよろしいでしょうか?」

と丁寧に聞いてみてください。

 

そのフレーズの後に

出身地

趣味

スポーツ

このような話題に触れていけばよいのです。

あまり嫌がられずに、話し始めてくれるはずです。

 

この決め台詞を使うと決めておけば、雑談のストーリーも作りやすくなりますね。

 

ただ絶対にしてはいけないのは、ここで仕事に関する話題はNGです。

あくまで個人に関することで話をしなければ、雑談の意味が薄れます。

 

是非試してください。

 

 

ただ、関係性の強い相手にこのフレーズを用いると、たいてい構えられるので気をつけてください。

 

家族や親しい友人に、

「ちょっと1つだけ聞いてもいい?」

と少し申し訳なさそうに言われたときのことを想像してみてください(笑)

 

 

「雑談」というのは関係性向上に本当に大切なものなので、また別の機会でも触れていきたいと思います。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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