おはようございます。
レゾンデートル齋藤です。
今日はマネージメントについてお話をします。
皆さんは組織やチームをマネージメントするときに何にフォーカスをしていますか?
おそらく多くのチームのマネージャーが「業績数字」にフォーカスしていると思います。
目標は数字であり、それを達成することが使命であるので、当然そうなると思います。
では、このカタチで進めていって、すんなりと目標達成ができるでしょうか?
別のものに視点を移してみる事もできるのではないでしょうか?
少し事例を交えて考えてみたいと思います。
ユニチャームの二神軍平氏の改革はご存知の方も多いのではないでしょうか?
ニ神氏の改革は
「数字を詰める」⇒「行動を詰める」
というものです。
「全員に3割バッターになれ。」と言ってもなれるわけではない。
「毎日素振りを1000回しなさい」といえばスキルや能力に関係なくできるでしょう。
という発想です。
業績を改善するには、メンバーの行動を変えなければならないという哲学で、この改革は成功しました。
別の視点でも同じような事例があります。
箱根駅伝2連覇をした青山学院大学の原晋監督の指導です。
5,000メートルのタイムで15分がなかなか切れない選手がいる。
「15分の壁」というようです。
陸上の長距離選手は時計をしてペースを確認しながら走ります。
15分を切るにはこのくらいのペースで走らなければならない。
というのは時計を見て判断できます。
しかし、原晋監督は選手によっては、時計を外させて走らせるようです。
数字から一度開放させて、走らせるようです。
その結果、数字の縛りから開放されて、15分の壁を超えられるということです。
私も長期にわたる営業トレーニングでは、行動にフォーカスした目標を立ててもらいます。
この行動にフォーカスすることで、見事に成果が出ています。
事例の一つを挙げると、1ヶ月に3回しか訪問することがなかった営業マンが、億を超える案件を獲得できるようになりました。
もちろんこの結果を導いたのは、行動にフォーカスしただけではありません。
そのメンバーが意識と言葉と行動を全て変革したから導かれた結果です。
この変化についてはまた別の機会でお話したいと思います。
目標を達成するために「行動」にフォーカスしてみる。
まず自身の行動を見つめてみるのもいいのではないでしょうか?
目標達成に興味ある方は、先日の記事の
と合わせて読んでみてください。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤