おはようございます。
レゾンデートル齋藤です。
昨日、セミナー中の雑談で
「距離」
に関する話がありました。
その話をご紹介します。
人にはパーソナルスペースというものが存在することは、広く知られていると思います。
アメリカの文化学者エドワード・ホールによると
45cm
以内に接近されると、パーソナルスペースを侵されると認識するそうです。
これを
「個体距離」
と呼びます。
それより内の45cm以内は
「密接距離」
と呼び、ごく親しい人に許される空間です。
この距離感を使って、相手のタイプを知るタイミングがあります。
それは
「名刺交換」
のタイミングです。
名刺交換の際、あえて45cm以内に飛び込んでみます。
文字通り懐に飛び込むわけです。
その時の反応で、その相手のタイプがわかります。
A そのまま名刺交換をする
B 後ろに下がる
いずれかの反応があります。
Aの反応をしたタイプ
突っ込んでも動じないタイプです。
聞きたいことをどんどん聞いていってもよいタイプです。
遠回りな言い回しより、ストレートな話をしたほうが有効かもしれません。
Bの反応をしたタイプ
一定の距離を保ちたいタイプです。
事例や第三者の意見などを重視するタイプです。
直接的な話には嫌悪感を覚えるかもしれません。
商談の最初で相手のタイプを大まかに把握するだけで、商談の内容は大きく変わってきますね。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤