本日は私の2016年最後のセミナーとなります。
今日のセミナーのテーマは
「行動の変化」
です。
そのセミナーの内容を、少しお話ししたいと思います。
今、市場はものすごいスピードで変化をしています。
その変化に対応していくには、私たち自身も変化のスピードを上げなければなりません。
「速力を速めなければ、その場にとどまることさえできない」
とフィリップ・コトラー氏も言っています。
「変化をしなければならない」
ということは誰でもわかっています。
しかしそれは現在を手放す作業でもあります。
もっと言えば、今を否定しなければなりません。
そういった意味でも、非常に難しいチャレンジでもあります。
そして、その変化を妨げる心の病が4つあります。
■4つの心の病
『うぬぼれ』
自分を過大評価して、天動説になっていることに気づかない
『おごり』
成果と自分の能力のギャップに対する認識不足
『甘え』
自分の果たすべき役割をやれていないことに、いろいろと理由をつける。
自分を原因とせず、周りのせいにする
『マンネリ』
自分の行動や習慣を変えようとせず、能力も意欲も感度も高める努力を怠っている
ユニ・チャーム会長 高原慶一朗氏の言葉をお借りしました。
この心の病にかかっているうちは
「変化」
することは難しいのではないでしょうか?
放っておいて「変化」するのは周りだけです。
自分を変えるには、自分が意識するしかありません。
周りが自分を変えることはしてくれません。
「変われないのではない、変わらないという決断を自分でしているだけだ」
このようにアルフレッド・アドラーも言っています。
2016年最後のセミナーで、参加メンバーと一緒に「行動の変化」を創っていきたいと思います。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤