先日、謎解きに関する書籍を読んでいました。
短い時間で謎を解く問題が、たくさんある本でした。
その本は、とある博士が主人公です。
警察から事件の相談を受けたり
詐欺の話を持ち掛けられたり
というテーマが中心です。
そこでの詐欺師の話や、容疑者の証言の矛盾点をついていって、
「博士はなぜ気づいたか?」
というように構成されています。
その気づいた点を解いていく、といったものです。
1問あたり数分で解けるものなので、テンポよくやりこんでしまいました。
さて、今日は読書感想文をかくわけではありません(笑)
その謎を解いていくのに必要なものがあります。
それは何でしょうか??
ここでよく言っているものです。
それは
「情報」
です。
情報を持っていなければ謎が解けません。
例えば
ワイン畑の詐欺話では・・・
「ワインに詳しいはずの詐欺師が、ワインの注ぎ方を知らない」
というのが答えでした。
盗品の銀の宝物を隠した土地の詐欺話では・・・
「隠して時間が経っているのに、銀がピカピカに光っている」
というのが答えでした。
遺言状の詐欺話では
「11月は30日までしかない」
というのが答えでした。
謎ときには最低限の情報が必要です。
この謎をこのように置き換えるとどうでしょうか?
「謎」=「顧客の課題」
顧客の課題を解決するのが、我々の役割です。
その「謎」を解決するために、
「事前情報」
は必要です。
「情報」を持たなければ、
疑問に思えない
関心を持てない
質問ができない
ということになってしまいます。
そんな探偵では、謎は迷宮入りしてしまいそうですね。
さらには
「顧客が認識していない課題」
もあるわけです。
新たな「謎」を一緒に見つけるというのも、我々の役割でもあります。
これは
「潜在ニーズ」
というものですね。
顧客の課題を解決する
顧客の知らない課題も見つける
顧客にとっての名探偵でありたいですね。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤