昨日ふと、信号機の柱をみるとピカピカでした。
外に立ち続けているのに、なぜピカピカなのでしょうか?
皆さんは、その理由をご存じですか?
私はその理由を知る機会がありました。
「信号機がきれいなままの理由」
それは
「人の手で丁寧に塗り直しのメンテナンス」
をしているのです。
その作業は
信号機の下部をメンテナンスする人
信号機の上部を高所作業車でメンテナンスする人
歩行者を守るための警備員
この3人セットで作業をしていました。
機器と人件費と、大きなメンテナンスコストがかかっています。
塗装メンテナンスが必要なのはなぜでしょうか?
信号機自体の点検ではないので、安全性の確認ではありません。
きれいな街づくりという観点で必要な作業なのかもしれません。
興味を持ったので信号機の数を調べたら、全国で約20万機あるようです。(2012年)
例えばこれを年に1回メンテナンスを実施すると、
毎日550機メンテナンスされている計算です。
「この世界には、いろいろな仕事が存在している。」
ということを改めて感じました。
ただ同時に将来的にテクノロジーの発達で、もしかしたらこういった作業が無くなるかもしれないと、いうことにも考えが及びました。
メンテナンス不要の塗装剤の開発
自動メンテナンス機能を持った塗装ユニットの開発
「信号機自体が存在しなくなる」ということも考えられます。
この考え方は、マーケティングの外部環境分析のひとつである
PEST分析の「T」
技術的要因の仮説です。
アンテナを立てることで
目の前の柱一本からも気づきがある
ということを改めて実感しました。
今日も笑顔のアンテナを立てて、1つでも多くの笑顔のそばにいられればいいですね。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤