今日は
「製品メッセージ」
について触れていきます。
今の世の中は、
「企業からのメッセージ」
は生活者に届きにくいと言い切れます。
一般的手法の広告効果というのは、小さくなっています。
これは対面型営業においても同じことが言えます。
「製品の良さばかりを伝えていては響かない」
ことは何度もお伝えしてきました。
というものの、何かしらのメッセージを発信しなければなりません。
でなければ、
「顧客の想像」
を創り出すことはないでしょう。
では、世の中にはどんなメッセージがあるのでしょうか?
マーケティングではこんな分類方法があります。
いくつか紹介いたします。
◆問題解決型
生活者の問題解決に焦点を当てたメッセージ
「熱、のど、鼻には、ルルが効く」
といったパターン
◆デモンストレーション型
性能を強調したメッセージ
「やっぱりイナバ 100人乗っても大丈夫」
◆比較型
他の製品と比較したメッセージ
「2倍のスピード!」「1/10の軽さ!」
など
◆推薦型
有名人の推薦
利用者の声
がこれに当たります。
これらのメッセージは
伝え方
伝える順序
にも考慮されています。
これは
「プレゼンテーション」
でも効果が証明されているものです。
欠点から伝える二面性主張
冒頭に強烈なメッセージ(結論)から伝える
課題提起を行い、顧客に結論を考えさせる
こんな工夫がされています。
我々は常に企業からのメッセージを受け取るでしょう。
そんな時に上記のタイプに
「分類分けゲーム」
でもすると、
「思いがけないヒント」
が落ちてくるかもしれませんね。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤